アバター | |
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Avatar | |
監督 | ジェームズ・キャメロン |
脚本 | ジェームズ・キャメロン |
製作 |
ジェームズ・キャメロン ジョン・ランドー ジョシュ・マクラグレン |
製作総指揮 |
コリン・ウィルソン レータ・カログリディス |
出演者 |
サム・ワーシントン シガニー・ウィーバー ゾーイ・サルダナ スティーヴン・ラング ミシェル・ロドリゲス ジョヴァンニ・リビシ |
音楽 | ジェームズ・ホーナー |
主題歌 |
レオナ・ルイス 「I See You」 |
撮影 |
マウロ・フィオーレ ASC |
編集 |
ジェームズ・キャメロン ジョン・ルフーア スティーヴン・E・リフキン |
製作会社 | ライトストーム・エンターテインメント |
配給 | 20世紀フォックス |
公開 |
イギリスの旗 2009年12月10日 (ロンドンプレミア) 2009年12月17日 2009年12月18日 2009年12月23日 |
上映時間 |
初公開版 162分 特別編 171分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 |
英語 ナヴィ語 |
製作費 | $237,000,000[1] |
興行収入 |
$760,507,625[2] $2,782,259,986[2] 156.0億円[3] |
次作 | アバター2(仮) |
allcinema | |
キネマ旬報 | |
AllRovi | |
IMDb | |
『アバター』(Avatar)は、2009年に公開されたジェームズ・キャメロン監督によるアメリカ映画。3D映像による劇場公開が、大きく取り上げられた作品。
概要[]
構想14年、製作に4年以上の歳月を費やして完成させた。世界興行収入は、歴代1位となる26億4000万ドル(約2385億円)を記録している。
『ダンス・ウィズ・ウルブズ』[4]、『At Play in the Fields of the Lord』、『エメラルド・フォレスト』などの影響を受けているとされる。映画と同時に製作されたゲーム版では、別の主人公の視点でアバターの世界を体験することができる。 キャッチコピーは「観るのではない。そこにいるのだ。」[5]
ストーリー[]
時は西暦2154年。人類はアルファ・ケンタウリ系惑星ポリフェマス最大の衛星パンドラで希少鉱物の採掘基地を開いていた。パンドラは地球の熱帯雨林を思わせる、密林に深く覆われた美しい未開の星であり、ジャングルには獰猛な野生動物たちと、ナヴィという人間型の種族が暮らしており、彼らがテリトリーとする森の奥には地球のエネルギー問題の解決の鍵となる希少鉱物アンオブタニウム[6]の鉱床があり、人間との間で小競り合いが発生していた。
人間はパンドラの大気で呼吸できないため、屋外での活動にはエグゾパックというマスクを着用する必要があった。また、原住民であるナヴィと意思を疎通し交渉するために人間とナヴィの遺伝子を組み合わせ作りあげた肉体アバターが用いられた。当初はこのアバターを使ってナヴィの人々に英語を教えたり、人間の文化などを伝えるプロジェクトもあったようだが映画開始の時点ではそのプロジェクトは頓挫しているようである[7]。
主人公ジェイク・サリーは、急死した双子の兄トミーの代役として急遽パンドラに派遣され、アバターの操縦者を務めることになった。元海兵隊員の彼は地球での戦闘で下半身不随になっており、パンドラでの任務の報酬で足の治療を受けるつもりだった。しかしパンドラでは、アバターのボディを借りている間だけ、再び歩ける体を取り戻す事に気づく。ジェイクは採掘基地の傭兵隊長と出会い、同じ軍関係者の誼もあり、ナヴィを偵察する密命を引き受けた。
ある日、アバターとしてフィールドワークに参加していたジェイクは仲間とはぐれ遭難し、ナヴィの女性ネイティリに助けられた。彼女は若くて美しく、そして勇敢な戦士であった。ネイティリの父である部族の長老はジェイクの元戦士[8]という経歴に興味を示し、シャーマンである長老の妻は、ジェイクの教育と訓練をネイティリに命じた。それは当初、ジェイクにとっても偵察に好都合だった。しかし、ナヴィと共に暮らし、パンドラの自然の神秘を知り、ナヴィに受け入れられてゆくにつれ、ジェイクはパンドラにおける人間の振る舞いの正当性について疑問を持つようになっていった。
一方、人間側は採掘の障害となるナヴィの存在に苛立ちを強めていた。平和的な解決を模索するジェイクだったが、人間とナヴィの対立はやがて避けがたい武力衝突へ発展していった。
登場人物[]
地球人(スカイ・ピープル)[]
- ジェイク・サリー:サム・ワーシントン (東地宏樹)
- 本作の主人公の元海兵隊員(伍長)。ベネズエラでの戦争で負傷し、脊髄を損傷したため下半身不随となっている。軍人年金の額では治療を行うことが出来ず車椅子生活を余儀なくされていたが、アバター計画に参加するはずだった科学者の双子の兄トミーが強盗に襲われ急死したため[9]、高額な治療費をRDAが肩代わりすることを条件に兄の代理として計画に参加した。アバターとなってナヴィの生き方を学ぶうちにその素晴らしさに触れ、人類とナヴィとの間で重大な決断を迫られる。
- グレイス・オーガスティン博士:シガニー・ウィーバー (弥永和子)
- アバター計画を率いる植物学者。自然の破壊された地球に見切りを付けて15年以上パンドラの生態系研究に従事している。自らもアバターとなってナヴィとの融和の一環として、オマティカヤ族の村に学校を開き、文化交流と英語教育を行ったことがある。当初はパンドラ赴任のために専門的な教育を受けていたジェイクの兄の代わりに、素人同然でしかも海兵隊出身であるジェイクが派遣されてきた事を不満に思い[10]存在を疎んじていたが、彼がナヴィと交流できる事に気づいてからはその態度は徐々に変わっていく。
- マイルズ・クオリッチ:スティーヴン・ラング (菅生隆之)
- 元海兵隊の大佐で、RDA社の傭兵部隊Sec-Opsを率いる。地球では何度も戦争を経験しているが、パンドラに来てすぐに顔に重症を負い、今もその時の傷跡が残る。地下に資源が存在するホーム・ツリーの制圧を目論んでおり、ジェイクにナヴィをスパイ・懐柔するように指示する。
- しかし、足の不自由なジェイクに任務終了後は足の手術を約束する、目的を的確にこなした部下に「一杯おごるぞ」等、部下の面倒見は良い。
- トゥルーディ・チャコン:ミシェル・ロドリゲス (杉本ゆう)
- 元海兵隊パイロット(大尉)。アバター計画の人員やアバターの輸送を担当する。
- パーカー・セルフリッジ:ジョヴァンニ・リビシ (難波圭一)
- RDA社の社員で鉱物資源開発の責任者。株主の顔色ばかり伺っている俗物。オマティカヤ族の村の襲撃直前、ナヴィを説得させる為にジェイクに最後のチャンスを与えるなど、必ずしも悪い人物ではないのだが、ナヴィの事を深く理解しようという意思はない。
- ノーム・スペルマン:ジョエル・デヴィッド・ムーア (清水明彦)
- 植物や自然を研究する人類学者。アバターとなりジェイクと行動を共にする。当初は自分を差し置いてナヴィとの交流に成功したジェイクを疎ましく思っていた。
- マックス・パテル博士:ディリープ・ラオ (村治学)
- アバターの開発者。
ナヴィ[]
- ネイティリ:ゾーイ・サルダナ (小松由佳)
- ナヴィの狩猟部族、オマティカヤ族の族長の娘。自身も強力な戦士。最初はジェイクに敵意を表すが、母モアトの命で彼にナヴィの生き方を教えるうちに惹かれ合っていく。
- エクステンデッド・エディションでは、姉のシルワニンが森の伐採を怒ってオマティカヤ族の数人の兵士達と共にブルドーザーに放火をした報復にRDA社の傭兵部隊に自分の目の前で惨殺された過去がある事がグレイスの話で明らかになっている。
- モアト:CCH・パウンダー (滝沢ロコ)
- ネイティリの母親。「エイワ」の神託を伝える巫女。ジェイクを部族に受け容れる事を薦めた。
- ツーテイ:ラズ・アロンソ (竹田雅則)
- オマティカヤ族の戦士でネイティリの婚約者。地球人への敵対心が強くジェイクと対立するが、後に共闘する。
- エイトゥカン:ウェス・ステュディ
- ネイティリの父親でオマティカヤ族の族長。ジェイクが初の「戦士層」出身のアバターである事に興味を持ち、オマティカヤ族に受け容れる。
- アクウェイ:ピーター・メンサー
- ナヴィの別の部族の族長。
用語[]
「[[::en:Fictional universe of Avatar|:en:Fictional universe of Avatar]]」も参照
- ナヴィ
- パンドラに住む生物の中では最も知能の発達した巨人型有尾人種。身長は3メートル前後で、青い縞模様の肌、動く耳、大きな目、ネコのような鼻、犬歯および尾が特徴。人間のDNA構造と良く似た組織構造をしている。骨格は天然のカーボンファイバーで補強されていて簡単には死なない[11]。人間の文明に比べると原始的ではあるが、高度な文化を有する。ジェイクの接触した部族の生態は地球で言う所のインディアンのそれに近い。フィーラーと呼ばれる後頭部から尾の様に伸びた長い巻き毛部分の先端を用いて生体電流による情報交感能力を持っており、それを動物につなげることによって心を通わせて呼びよせたり乗ったりできる。
- 余談だが、ナヴィは地球語(英語)での発音によるもので、劇中ネイティリが後述のナヴィ語で呼んだ本来の名前は「ネリ」である。
- ナヴィ語
- ナヴィが話す独自の言語。地球の言語とは異なっているので、地球人のジェイクはネイティリから教えを受けても話せるようになるには苦労を要し、劇中後半で大勢を前に演説を行う際には通訳を必要とした。なお、オマティカヤ族はかつてグレイスの作った学校で地球語(英語)を教わっているので、ナヴィの部族としては唯一英語を話せる。
- アバター
- ナヴィと人間の人造ハイブリッド種。被験者たる人間のDNAとナヴィのDNAを掛け合わせて造られた人造生命体であり、自我は持たない。パンドラ生物特有の生態交感能力を応用して、外部機械的神経介入によって動かす事の出来る一種のマリオネット。操作するに当たっては被験者との同調率が高くないと出来ない為、DNAの一致しない他人では操作出来ない。ジェイクは双子だった為に選ばれた特殊ケース。リンクが絶たれてしまった場合アバターは昏睡状態に陥り、その間まったくの無防備となってしまう。また、リンクした状態でアバターが死亡しても操縦者が死ぬことはないが、激しい痛みは受けてしまう。ナヴィ達(オマティカヤ族)には“ドリームウォーカー”と呼ばれている。ちなみにナヴィの指は四本であるが、アバターは人間のDNAが入っているためか、五本である。
- パンドラ
- アルファ・ケンタウリ太陽系の木星型惑星ポリフェマスの衛星。地球からは4.4光年離れている。大気は揮発成分が多く、人間は長時間呼吸ができない。しかし、揮発成分以外の大気組成は地球の大気とあまり変わらない為、揮発成分を取り除くフィルターマスク「エグゾパック」を装着していれば、充分呼吸できる環境である。なお、ジェイクが新兵と共にパンドラに到着した際、上官が「エグゾパック無しだと20秒で意識を失い、4分で死亡する」と説明して装着するよう促していたが、劇中ではクオリッチ大佐が短時間ながら息を止めた状態でパンドラの大気内で活動する場面が3度あった(前者では気密を保っていたドアを開けっ放しにしたために、その場に居合わせた者達はエグゾパックを装着して慌てて逃げ出している)。生息する動物の多くは6本脚で、植物は夜光能力を持つ。
- アンオブタニウム
- パンドラに存在する超伝導物質。地殻中のアンオブタニウムが作り出す強力な磁場により、巨岩が天空に浮いている「ハレルヤ・マウンテン」や磁力線に沿って岩がアーチ状になっている「ストーン・アーチ」などの特異な地形が見られる。オマティカヤ族が住居としている巨木「ホーム・ツリー」の地下にアンオブタニウムの鉱脈が存在する事が人間との争いの発端となっている。地球では1kgあたり2000万ドルで取引される。
- 地球
- 作中では地球の様子はほとんど出てこないが、ジェイクは地球のことを「瀕死」と表現していた。地球から数光年離れたパンドラの開発を行っていることや、クオリッチ大佐が自らの顔の傷が地球では完全に治せると言っていることから科学や医療技術は相当発達していると思われる。
- RDA
- Resources Development Administration(資源開発公社)の略。アンオブタニウム採掘のためにパンドラに進出した。民間軍事会社としての側面も持っており、Sec-Opsと呼ばれる軍事組織を保有している。パンドラには多くの兵員や作業員のほかにもSA-2サムソン、スコーピオンガンシップ、ドラゴン、AMPスーツなどの重戦力を展開させていた。
- スカイ・ピープル
- ナヴィ(オマティカヤ族)が地球人に対して用いる異称。理由は劇中で明確に語られていないものの、当の地球人はSec-Opsを含めて様々な航空機を用いてパンドラの空を飛んでいるのが珍しくないので、そこからこの異称が生まれた模様。
- ヘルズ・ゲート(地獄門)
- パンドラの地球人居留地。危険な動植物の存在するパンドラへの入り口である事からこう呼ばれる。
- エイワ
- 惑星全体に張り巡らされた植物による神経線維ネットワークの総称。パンドラの神に近い存在であり、ナヴィは「魂の木」にフィーラーを繋げる事でアクセスできる。
パンドラの動物[]
()内はパンドラ側の呼称。
- ダイアホース(パリー)
- 全長:4.25m。パンドラにおける、馬のような生物で、6本足で歩く。ナヴィは主に移動手段や狩りの時に使っている。雑食であり、主に樹皮や低木を食べる。また、花の蜜を吸うために、長い舌がついている。頭の後ろに2本の突起状のアンテナのような器官が付いており、ナヴィはそれとフィーラーを通じてダイアホースを操る。
- マウンテン・バンシー(イクラン)
- 翼幅:14m。パンドラの山岳地帯に生息している、空中捕食動物。個体ごとに色、模様が異なる。サイズ的には翼竜、シルエット的にはミクロラプトルに近い姿をしているが、4枚の羽を使って鳥のように羽ばたいて飛行する。ナヴィにとってバンシーと心を通わせる行為は、戦士になるためには避けて通れない通過儀礼である。
- また、ダイアホースと異なり、バンシーはたった一人のナヴィしか心を交わさない(ナヴィが複数のバンシーと心を交わせられるのかは不明)。
- グレイト・レオノプテリックス(トゥルーク:最期の影)
- 翼幅:25m。パンドラの空の王者として君臨する、巨大な空中捕食動物。バンシーと異なり、群れで行動することはない。ジェイクが接触した個体の色は赤(個体ごとに色が異なるのかは不明)。バンシー同様4枚の羽を使って飛行するが、大きさは約三倍ほども大きい。「最期の影」とは、「レオノプテリックスが自分の上に影を落とすことがあれば、それがこの世で見る最期の影」という意味である。天敵がいない為、視界外の頭上などは基本的に無警戒。
- これに乗ったナヴィはトゥルーク・マクトと呼ばれ、バラバラに分かれていた部族を一つにまとめ上げたという伝説がある。しかし、トゥルーク・マクトは太古の昔から数えてネイティリの先祖を含めてわずか五人しかいない。その話を聞いていたジェイクは失った信用を取り戻す為に、レオノプテリックスと絆を結ぶことを思いついた。
- ハンマーヘッド・ティタノテリウム(アングツィク)
- 全長:11m。地球のシュモクザメのような頭をしている草食動物。縄張り意識が非常に強い。基本的に群れで行動する。頭の突起の上にはダイアホースと同じような突起に加え、羽の様な模様があり、威嚇する際にはこの羽を大きく広げる。頭部はキチン質で構成されており、その硬度はAMPスーツの30ミリマシンガンの攻撃を受けてもビクともしない。
- ヘクサピード(イェリク)
- ジェイクが矢の練習の時に仕留めた鹿に似た生物。成人の儀式として、戦士が最初に殺すことを許される動物である。
- プロレムリス
- 全長:1m。青色の猿のような生物。黄色い目をしている。攻撃的ではなく草食ではあるが、昆虫を食べることもある。
- サナター(パルルカン)
- 体長5.5m。パンドラの陸上で最も危険な肉食動物。頭部の周りにあるブレードは、獲物の位置を特定するための感覚器官である。夜の狩りを好む。
- 「パルルカン」はナヴィの言葉で「口の渇きを覚えるほどの恐怖をもたらす者」という意味である。
- ヴァイパーウルフ(ナンタング)
- 全長:2m。地球のハイエナやオオカミに当たる生物。夜行性で、群れで行動する。仲間とはぐれたジェイクに群れで襲いかかるが、ネイティリの介入によりジェイクは命拾いをする。
- スタームビースト
- 特別編とエクステンデッド・エディションのみに登場。水牛と恐竜を掛け合わせたような生物。一頭の雄が沢山の雌と若い個体を引き連れて群れで行動する。皮膚はナヴィの矢や槍すら弾き返す程頑丈で、巨体と大きな角をいかした突進は強力である。弱点は体の側面にある呼吸器官である。
RDA社の装備品[]
ジェームズ・キャメロンは特別映像で「磁場が強いこの星では21世紀半ばの技術が最高水準の機能を発揮する」と語っており、パンドラに展開した装備の多くはアンオブタニウムの強力な磁場の影響を受けない旧式であったと思われる。兵器はすべて有人で軍事用ロボットは登場しないが、ブルドーザーなどの重機は遠隔操縦で無人化されている。
人間が搭乗する兵器はコックピット部分に気密性があり、エグゾパックを装着せずに操縦が可能だが、緊急用にエグゾパックを搭載している(ドラゴンのみ固定式の酸素マスクである)。
宇宙船[]
- ISV ベンチャースター(ISV Venture Star)
- 全長:1502m。地球・パンドラ間の人材および貨物の輸送に使用されている宇宙船。光速の70%の速度(加速と減速にそれぞれ5ヶ月半かかる)で航行することが可能であり、地球から4.4光年離れたパンドラまでの航海時間は6.75年。航海時間が長いため乗員はコールドスリープされる。大気圏突入能力は有していないため、人員や貨物の積み下ろしには船体に搭載した2機のヴァルキリーを使用する。本作に登場するのは12隻建造された中の1隻。
- ヴァルキリー(Valkyrie)
- 主にベンチャースターとパンドラ間の人員と物資の輸送に使用されるスペースプレーン。大気圏内ではVTOL機として運用することが可能。終盤では機体内に発破用爆薬を搭載することで爆撃機として運用された。この時は、上部と貨物室内に銃座のある陣地が設置されている。
ヘリコプター[]
- SA-2 サムソン(SA-2 Samson)
- 2重反転ローターを内蔵したダクテッドファン2基を装備した汎用ヘリコプター。主な任務は人員と物資の輸送だが、ロケット弾発射機やドアガンを搭載することでガンシップとしても運用できる。設定ではアエロスパシアル製だが、現実には1992年にヘリ部門が分離してユーロコプター社となっているため、同じ会社であるかは不明。
- トルーディの愛機にはコックピットの両側面の下側に白い虎がペイントされている。また、この機体の側面には16の数字もペイントされており、劇中では「サムソン16」と呼ばれている。後半ではトルーディが顔に施した戦化粧と同様に、青と白の横線がペイントされた。
- AT-99 スコーピオン・ガンシップ(AT-99 Scorpion Gunship)
- サムソンと同様2基のダクテッドファンを持つ攻撃ヘリ。スタブウィングに機関砲、ロケット砲、ミサイルを装備しており、対地・対空戦闘が可能。ナヴィからはクンシップ(Kunsip)と呼ばれている。
- C-21 ドラゴン・アサルト・シップ(C-21 Dragon Assault Ship)
- ダクテッドファン4基を装備した大型ヘリ。機首は2つあり、右側がパイロット用、左側がガンナー用になっている。機体に搭載した大量の機関砲、グレネードランチャー、ロケット砲、ミサイルにより高い攻撃力を有するほか、機体内部にはAMPスーツを格納することも可能。東洋の龍がペイントされていて、クオリッチ大佐が乗っている機体には「パパ・ドラゴン」という通称がついている。
陸上兵器[]
- AMPスーツ (AMP Suit)
- 全高:4m。気密服とパワードスーツを兼ねたSec-Opsの装備。稼動時には背面に2基ある排気口から熱風を発する。内蔵武器は無く、GAU-90 30mm機関砲やナイフを手で持って使用するが、GAU-90で用いる30mm機関砲弾は本体に内蔵されており、ベルトリンク方式で給弾している。。両手部分の操縦システムは操縦者の両手に装着したコントローラーで、素手でのパンチなど人間の手とほぼ同じな動作が可能。ドラゴンやヴァルキリーのような輸送機で空輸することも可能。脚部は不整地走破に優れている他頑丈な構造となっており、ヘリボーン時にはロープを用いてラベリング降下を行うが、緊急時には一定の高度から飛び降りても特に問題なく行動が可能。
- AMPはAmplified Mobility Platform(動作増幅プラットフォーム)の略。アイアンレディー(Iron Lady)の愛称もある。設定では三菱重工業製(Mitsubishi MK-6 Amplified Mobility Platform :AMP Suit)。
- スワン(Swan)
- 機関砲を搭載した6輪の戦闘車両。装甲は一切無く、防御については乗員が着用したボディアーマー頼みであるため、兵士からはヘルライダー(Hellrider)と呼ばれている。作中では一瞬登場するだけでほとんど出番は無い。
- スタンダード・イシュー・ライフル(Standard Issue Rifle)
- Sec-Opsが正式採用しているブルパップ式アサルトライフル。使用弾薬は6.2x35mmケースレス弾(薬莢の無い弾薬)で、80発入りマガジンが標準的に使用される。ピカティニーレールが取り付けられているため、光学照準器やフラッシュライトのような各種アクセサリーを追加装備することが可能。フルオートでの発射速度は毎分600発。銃身を短縮したカービンタイプやグレネードランチャーを取り付けたタイプなど複数のバリエーションが登場。
- 汎用機関銃
- Sec-Opsが正式採用している機関銃。サムソンのドアガンや陣地の銃座で用いられたり、歩兵の携行火器としても使われている。使用弾薬は昔ながらの薬莢式のもので、発砲時に機関部の右側面から排莢されているのが確認できる。給弾方法はドアガンや銃座で使用する場合は給弾ベルトを用い、携行火器として使用する場合はドラムマガジンを用いる。なお、トルーディは劇中後半、サムソンの両翼のドアガンとして設置されていた本銃を前方に向けて固定し、発射をコックピットから行えるようにしていた。
- 手榴弾
- 劇中後半でジェイクが用いた手榴弾。外観は炸薬を装填した部品2つが連結されたもの。起爆プロセスは現在の手榴弾と大差は無く、安全ピンを抜いてから投擲する。
- SN-9 ワスプ(SN-9 Wasp)
- クオリッチ大佐が愛用している8連発の回転式拳銃。使用弾薬は9mmハイパーベロシティ・サボット弾で、最大有効射程135mという現代の拳銃(50m程度)とは比較にならない性能を持つ。
製作[]
- 1994年、ジェームズ・キャメロンは後に『アバター』となる作品の80ページに亘る脚本を書いた[12]。
- 1996年8月、キャメロンは、『タイタニック』を完成後、“人造の”もしくは、コンピューター合成の俳優を利用して、『アバター』の撮影を行うと発表。当時は1997年夏に撮影を始める予定だった。
- 2005年3月、ラスベガスで開催された映画関係者向け展示会ショーウェストにて、キャメロンはジョージ・ルーカス、ロバート・ゼメキスら著名監督と共に、観客の映画館離れ問題についてシンポジウムを行い、打開策としてデジタル3D映画の推進が打ち出される。この頃から『アバター』の3D化の構想があったものと見られる。
- 2005年6月、キャメロン監督は、仮題として『プロジェクト880』と呼ばれるプロジェクトと同時に、もう1本のプロジェクト『Battle Angel』に取りかかるとの発表。同年、12月までに、キャメロンは2007年夏を目指して、まず『Battle Angel』を、2009年の公開を目指し『プロジェクト880』の撮影を予定していると語った。しかし、2006年2月、キャメロンは、2本の映画プロジェクトの日程目標を交換すると語った。そのすぐ後に、『プロジェクト880』の公開は、2008年まで遅れる可能性があると指摘した(この時点で、『プロジェクト880』が、実は『アバター』の改善を行ったバージョンであることも公表)。
- 2006年2月、2008年夏の公開を目指して、『アバター』を撮影すると発表。12月、キャメロンは、1990年代以来、映画の製作を先送りにしてきた理由を、彼の作品を作り上げるのに必要なテクノロジーが進歩するのを待っているためだと説明した。
- 2007年1月、フォックスは、同社の『アバター』を24フレーム/秒の3Dで撮影すると発表した。併せてキャメロンは、映画がCG合成キャラクターと実写環境をフルの実写撮影と組み合わせたものになると説明した。
- 2008年4月、主撮影開始。
- 2009年1月、撮影完了の情報が発表される。8月21日、予告映像が全世界同時解禁。
- 2009年12月18日、全米公開。
技術[]
- フュージョン・カメラ・システム
- キャメロンが3Dで撮影するため、自分で開発したカメラシステム。1台のカメラ本体に2台のハイ・デフィニッション・カメラを使用することで、従来の3Dにはなかった、“奥行き感”のある3D映像を表現することに成功している。なお、このシステムが発表されたのは2006年9月のことである。
- ザ・ボリューム
- 新しく用意されたパフォーマンス・キャプチャー・ステージのこと。それまでに使われていたものより6倍の大きさをもつ。ステージの構成は上下左右に合計120台の3D撮影用デジタルビデオカメラが配されたもので、マーカーの付いたキャプチャースーツを来た演者の挙動がミリメートル以下の精度で記録される[13]。
- デジタル・クローズアップ
- 表情や目の動きといった細かなデータを専用に収録する機材とプロセス。ヘッドリグからアームで支持されたカメラが、顔面にマーカーを施した演者の演技を収録する。装置の設計はキャメロン自身の手に拠る[13]。
- バーチャル・カメラ
- ザ・ボリュームとデジタルクローズアップで収録されたデータは、現場のワークステーションで直ちに簡単な3DCGIに当てはめられ、完成映像のラフとして閲覧(On-Set Playback)できる様になっている[13]。
- ナヴィ語
- キャメロン監督は2006年1月から4月まで、南カリフォルニア大学のマネジメント・コミュニケーション・センターの言語学者およびディレクターであるポール・フロマーとともに、パンドラに住む異人種ナヴィのための言語や文化の開発を行った。オーストラリア出身で本作のためにアメリカ英語とナヴィ語の両方を学んだワーシントンは「ナヴィ語の方が楽に覚えられた」と語っている。
VFX[]
テーマ[]
2009年のコミック・コンベンションで、キャメロンは参加者を前に本作の主題を語っている。いわく、「アクションとアドベンチャーのファンの一人として自分がわくわくするような内容を少しと、同時に、良心を持ったもの――映画を楽しみながらも、自然界とのかかわり、人間同士の関わり方について、人々を多少なりと考えさせるようなものを製作したい」と語った。
なお、ナヴィの設定には、「人間のより高尚な部分、もしくは、人々がこうでありたいとあこがれるような人間」を表し、逆に人類には、「善良な人々もいるとはいえ、世界を破壊し、荒廃とした未来へと自分自身を追い込む、おろかな一面を象徴している」と付け加えている。
音楽[]
詳細はアバター (サウンドトラック)を参照
作曲家のジェームズ・ホーナーが映画の音楽を手掛ける。彼がキャメロンと協力するのは、『エイリアン2』、『タイタニック』に続いて、3度目となる。
予告編で使用された合唱曲は、スティーヴ・ジャブロンスキーが映画『アイランド』で作曲した「My Name is Lincoln」である。サウンドトラックCDには未収録。
ゲーム[]
詳細はアバター THE GAMEを参照
公開後[]
興行収入[]
本作の公開初週末にはアメリカ東海岸を大吹雪が襲い、映画館への客足が懸念されていたにもかかわらず、北米のみで約7700万ドルを稼ぐ好スタートを切った[16][17]。その後も安定して高い成績を維持し、公開から39日目で同監督による前作『タイタニック』が持っていた世界興行収入記録を更新した[18]。
日本では公開5日間で約13億円を稼いだ[19]。週末動員ランキングでは2010年2月第4週に『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』に敗れるまでの9週間[20]、興行収入では3月第1週に『ドラえもん のび太の人魚大海戦』に抜かれるまでの10週間連続で1位だった[21][22]。また109シネマズのIMAXデジタルシアターではIMAX3D上映が行われ、その高画質が好評を博して4館のみで計7億円以上の興行収入を上げている[23]。
批評[]
プロ評論家によるアメリカの映画レビューサイトのRotten Tomatoesでの支持率は82%だった[24]。映画評論家のロジャー・エバートは、満点となる4つ星を与え、「1977年に『スター・ウォーズ』を見たときと同じような感覚」、「『スター・ウォーズ』や『ロード・オブ・ザ・リング』のように新世代の特殊効果を採用している」と評した[25]。スティーヴン・スピルバーグは「『スター・ウォーズ』以来の刺激的で驚くべきSF映画」と絶賛し[26]、クエンティン・タランティーノは本作を2009年のベスト1位とした[27]。また、押井守はCGスタッフと共に鑑賞し、「10年かけても追いつけない。笑えるほど完敗でした」と述べた[28]。
一方、アメリカの保守派は反米・反軍・反キリスト教の映画だと批判している[29]。保守派の論客ジョン・ポドホレッツは自身のサイトで「観客は米兵の敗北に声援を送るようになる。強烈な反米的内容だ」と非難。現役海兵隊員のブライアン・サラス大佐は隊員向け新聞に「軍の未熟さや凶暴さが異常に強調され、誤解を与える。ひどい仕打ちだ」と記した。アフガニスタンやイラクでの長期化する戦争から人心が離れている現状への焦りも反発の原因となっている。
更に、キリスト教などの一神教とは相容れない「自然の中に神が宿る」というナヴィの信仰に対しても、保守派コラムニスト、ロス・ドーサットはニューヨーク・タイムズ紙で、「映画は、神と世界が同一という汎神論的な考えに共鳴するキャメロン監督の長い弁明」と指摘。カトリック教会の一部からも汎神論の思想が広まることへの懸念の声が出ている。
キャメロン監督は、『ロサンゼルス・タイムズ』紙のインタビューで、「この映画は我々が戦っている戦争を反映している。兵士は不当に戦場に送られている。この映画で目覚めてほしい」と語り、ふたつの戦争に反対するメッセージを込めたことは認めた。一方で、米軍批判との指摘には、「心外だ。私の弟は海兵隊員だが、彼らを心から尊敬している」とテレビ番組で反論している。
本作の好評により3Dに対する注目度が一気に高まる結果となり、各映画会社は2010年以降相次いで3D映画の公開を発表している。しかし、大半の作品はコンピュータによる2D映像からの変換であり、『タイタンの戦い』や『エアベンダー』のように3D化した事で逆に低評価を受けた作品も多い。
また、中国では「アバター」のヒットにより、中国の国産映画が不発に終わることを懸念し、宣伝禁止、上映中止にもなった。[30]
受賞・ノミネート[]
詳細はアバターの受賞とノミネートの一覧を参照
第67回ゴールデングローブ賞において作品賞(ドラマ部門)と監督賞を受賞した[31]。
第82回アカデミー賞において9部門にノミネートされたが、期待されていた作品賞、監督賞などの主要部門はキャメロンの元妻でもあるキャスリン・ビグロー監督の『ハート・ロッカー』に敗れて受賞ならず。撮影賞、美術賞、視覚効果賞の3部門のみ受賞となった。2010年2月28日には、『ハート・ロッカー』のプロデューサーが、選考委員の知人らに作品賞はアバターではなくハート・ロッカーに投票してほしいと呼びかけた電子メールを送っていたことが判明し謝罪している[32]。
ホームメディア[]
Blu-ray版とDVD版が北米では2010年4月22日、日本では同23日に発売された。公開を続けている映画館がある中での発売は極めて異例。キャメロン監督によれば、「アースデイに合わせて発売し、環境問題への思いを訴えたかった」と語っている。画面サイズは上下がカットされたシネマスコープサイズで公開された劇場版と異なり、映像ソフトではオリジナル比率のハイビジョンサイズ(ビスタ)での収録となっている。
また同年11月26日には未公開映像等を含んだ「エクステンデッド・エディション」が発売され、2011年には「3D版」が発売予定[33]。
またパナソニックは3D対応VIERA・DIGA購入者を対象に、本作3D版BD(非売品)のプレゼントキャンペーンを行っている。
続編[]
公開前からキャメロン監督は本作が成功したら続編を製作したいと語っており[34]、また、主演のサム・ワーシントンが続編2作分の出演契約を済ませていることを明かしている[35]。2010年10月にはキャメロンと20世紀フォックスが続編2作の制作を契約、『アバター2(仮題)』は2014年12月、『アバター3(仮題)』は2015年12月に公開することが発表された。
備考[]
- 海兵隊の大佐役、スティーヴン・ラングは、キャメロンの『エイリアン2』(1986年)でオーディションに失敗し、起用されなかった。だが、監督はラングを覚えていて、このたび『アバター』に起用した。 また、『エイリアン2』に登場したパワーローダーを彷彿とさせるAMPスーツが登場し、ラングが演じるSec-Opsの大佐も操縦する。
- 2007年1月、パラマウント映画は、M・ナイト・シャマランによる『アバター 伝説の少年アン(Avatar: The Last Airbender)』の実写版を作ると発表、映画題名の所有権を明らかにするため、作品の名前を全米映画協会に登録したと語ったが、ジェームズ・キャメロンの『アバター』の20世紀フォックス代理は、タイトルの権利を保有していると述べた。パラマウントは、結局、この映画のタイトルを単に『エアベンダー(The Last Airbender)』に変更した。
- シガニー・ウィーバー演じるグレイス博士は、製作途中の段階では“シプリー”という名前だった。ちなみにウィーバーはこの役のために、髪を赤く染めている。本人いわく、グレイス博士は「ひどく熱心で、理想的」な部分がキャメロン監督自身に似ているとコメントした。
- 俳優のマイケル・ビーンが、2007年3月、キャメロン監督と映画出演に関して話し合いをしたが、彼の出演は確認されていない。
- パンドラに人類の鉱山居留地を作るため、プロダクション・デザイナーは、2007年6月、メキシコ湾のノーブル・クライド・ボードロー掘削装置を取材した。彼らは、掘削装置のあらゆる面を写真撮影、測定、フィルム撮影をした。これをフォトリアルなCGIでスクリーン上に復元するまでに、約1000人が、製作にかかわった。
- RDAが採掘しているアンオブタニウムは、『ザ・コア』で地中探索艇バージルの外壁に使われた素材と同じ名前であるが、性質等は『ザ・コア』と関連性は無いとされる。
脚注[]
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 2.0 2.1 テンプレート:Cite web
- ↑ 日本映画製作者連盟 2010年全国映画概況
- ↑ 2009年8月に「タイムズ」紙とのインタビューで「『アバター』は『ダンス・ウィズ・ウルブズ』の宇宙版だ」と発言している。 ストーリー的には最後にナヴィ側が勝ち地球人が撤退する事を除けば、確かに非常に近い。
- ↑ これは、デジタル3Dの魅力を謳っている意味付けでもある。
- ↑ Unobtanium=「手に入れる事のできない」物質。サイエンスフィクション系の映画では良く「もの凄く手に入りにくく凄まじい価値のある鉱物」として登場する。
- ↑ アメリカ大陸に移住した白人達が(彼等にも独自の文化あるのを無視して野蛮人だと決めつけていた)現地のインディアンを「文明化」させてあげようとした事をベースにしているのではないかと思われる。白人達は自分等と良好な関係を築いた部族を恩着せがましく文明化五部族などと呼称していたが、結局は彼等もアメリカ合衆国のインディアン政策の変更に伴い強制移住させられている。劇中ではパーカーがこの「恩着せがましい地球人(白人)」代表のような役割を演じている。逆にその交流を担当していたグレイスはナヴィの文化とパンドラの生態系にいたく感銘を受け、人間側の行動を批判的な目で見ている。
- ↑ ジェイクはその時自分の事を「ジャーヘッド族の戦士」だと言っている(戸田奈津子の字幕では「海兵族」、日本語吹き替え版では「カイヘータイ部族」)。
- ↑ トミーの死因は、オリジナル版と特別編では射殺であったが、エクステンデッド・エディションでは刺殺になっている。
- ↑ ジェイクは赴任時パンドラの事はほとんど何も知らず、ナヴィ語すら話せなかったので無理もない反応だと言える。ただしジェイク本人が言うように、このように彼が「空っぽ(=無駄な知識を蓄えていなかった)」だった事がプラスに働く事となった。
- ↑ 元海兵隊大佐のクオリッチが、簡単には死なないと説明したが、元海兵隊員のジェイクは聞きながら「新兵を脅すのは奴らのいつもの手だ」と心中で語っているので、わざとオーバーな表現をした模様。
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ 13.0 13.1 13.2 http://www.popularmechanics.com/technology/industry/4339457.html
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ テンプレート:Cite news
- ↑ CGWORLD誌2010年7月号(ワークスコーポレーション)
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 読売新聞国際面 2010年1月31日付記事
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ 2010年・第67回ゴールデン・グローブ賞・ドンデッヂ映画情報
- ↑ アバターに投票しないで…選考委員にメールスポニチ 2010年3月2日
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
- ↑ テンプレート:Cite web
外部リンク[]
- テンプレート:Official (日本語)
- avtr.com (英語)
- Official AVATAR -YouTube
- AVATARGlobal Channel -YouTube
- OfficialAvatarMovie - flickr.com
- MRQE: Movie Review Query Engine: Avatar (2009) (英語)
- テンプレート:PDFlink (英語)
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